【はじめに】 当シリーズについて株式会社デジサポでは、登記手続きを最初から最後まで、創業メンバーの手で行いました。手続きを進める中で、最も困ったことは、全く同じ条件の会社・申請方法で、細かい手順まで示した記事が見つからないことでした...そこで、弊社のあゆみと記録も兼ねて、登記までの道のりをブログとして残しておくことにしました。基本的には時系列順に、つまずいた点や時間のかかった点など、失敗談も含めて、大っぴらに具体的にお話していく予定です。あくまで弊社が登記されるまでの回顧録を綴ったブログ記事ですが、本シリーズが同じ苦労をされている方の参考になれば幸いです☺️1. 株式会社デジサポ登記手続きの開始株式会社デジサポが登記手続きを本格的に始めたのは、令和5年12月に差し掛かるころでした。株式会社の設立登記はメンバー全員、初めての経験!どういう手順なのか...司法書士に委託するべきなのか...と、全く知識の無いところからのスタートです・・・(笑)ただ、とりあえず調べていったところ、「どうやら自分たちだけで出来そうでは...?」と判明。そうなると話は早いもので、\どうせなら、1から自分たちの手で進めてみたい!/と、自分たちで手続きを行うことを決定!年内の設立を目指して手続きを開始しました🏃♀️2. 北海道の法人登記は「札幌法務局」が全道地域を管轄!そう意気込んで始めた登記手続きですが、結果的に、手続きの完了は年明けの令和6年1月15日。。およそ1か月半、時間を費やすことになりました💦( 会社設立日はR5.12.28!目標であった年内設立はギリギリ達成しました笑 )今振り返ると、弊社の場合ですが、設立にあたって「会社の所在地」と「申請方法」が大きく影響しました。まず、法人登記の申請は管轄の法務局で行うわけですが、なんと北海道の法人登記は、札幌法務局が全道全てを管轄しているのです。つまり昔ながらの紙ベースでの申請の場合、デジサポの所在地である千歳市で登記するには、40km以上離れた札幌まで行く必要があります・・・1回で全手続きが済むのであれば問題は無いのですが、やりとりで2〜3回は通うことになる、という話を聞くとそうもいきません💦そこで今回は「オンライン登記申請」で行うことに。オンライン申請も、何やら細かな申請方法の違いがあるようで、その1つに「スーパー・ファストトラック・オプション」という方法があります。この方法は、書類に不備がなければ、申請から登記完了まで24時間以内に完了するという、凄い制度です👏年内設立という目標もあったので、弊社はこの申請方法を選択したのですが、振り返ると、これを選択したことが、手続きを複雑にした理由の1つだった気もします笑詳しくは今後のお話で・・・3. 弊社の登記手続きに係る事前確認事項法人登記は、申請方法やどういった会社かの違いで、手続きや提出書類に一部違いが生じるようです。そのため本シリーズの記載は、全ての方にとって同じとは限りません。参考にされる方はお気をつけください🙌(とはいえ基本的な手順自体は大きく変わらないかと思います。)設立時の弊社の形態と申請方法は以下の通りです。これらが具体的にどう関わったのかは、今後の説明でお話しいたします。【会社の形態】株式会社発起人3名(その内代表取締役社長1名、代表取締役2名)監査役1名取締役会設置譲渡制限株式公告方法:電子公告【申請方法】スーパー・ファストトラック・オプション定款のオンライン認証登記・供託オンライン申請システムの「申請用総合ソフト」を利用※後々の回でお話しますが、この申請用総合ソフトは難所でした・・・私たちと同じ手順で進める方は、該当の記事をよくご確認ください🙆※ 法人設立ワンストップサービスについて上述したように、株式会社デジサポは、登記・供託オンライン申請システムの「申請用総合ソフト」という専用のソフトを利用する方法で登記手続きを行いました。しかし、どうやら現在は専用のソフトをインストールせずとも、「法人設立ワンストップサービス」と言うブラウザ上のサービスで、オンライン登記手続きが完結するようです。実は弊社も利用を検討していたのですが、途中の項目選択で少々行き詰まり、結局ソフトを利用する方法での申請に至りました。恐らくスムーズにいけば、新しい方法である「ワンストップサービス」の方が楽に手続きできるのだと思われます。ただ弊社が行き詰まったように、ワンストップサービスを利用するにも、登記までの流れや必要書類は、先に頭に入れておく必要はありそうです🙆「ワンストップサービス」をご利用の方も、行き詰まった際は、流れの確認として是非当シリーズをご活用ください。